こんにちは、河村むつみです。
人はみな、なんらかの生きづらさを抱えて生きています。
それが何かのきっかけで突然巨大化し、苦しくなってしまうことがあるのです。
そんなとき、誰かに胸のうちを話したり、自己分析をするのはとても有効です。
ただし、やり方によっては、苦しい気持ちが増してしまうリスクがあるので注意が必要です。
今回は、気を付けたいポイントを2つご紹介します。
➊相談する相手を選ぶ ― 正しく傾聴してくれる人に話す
少なくとも以下のうち一つでも該当する人は、適任とはいえません。
・すぐに自分の体験に結び付けて判断する‐(例) 「それうつ病かも、私の知り合いのうつになった人と似ている」などと言う。
・何にでも同調する‐何を言っても同調し、一緒に悪口を言ったりする。
・口が軽い ‐ 他人の秘密を「ここだけの話だけど…」と話したことがある。
学校や職場にカウンセリングルームがあれば、ぜひ利用してください。
もし身近に話せる人がいない場合は、NPOや民間のサービスを使ってもよいでしょう。(占い師を利用する人もいます)
辛くもないけど、何かモヤモヤする…というレベルのとき、自分の気持ちを整理する方法としては、SNSやブログの発信も有効です。
ただし、攻撃的な返信やコメントをする人もいるので、事前の設定チェックが必要です。特に、辛い気持ちが発生してからの公開は控える事をお勧めします。
➋自分に診断名をつけない
うつ、発達障害、HSP…巷にあふれる「セルフ診断サイト」。不安なときは、思わず手をだすことでしょう。でも、もし結果が良くなかったら…。
そこですぐに心療内科に行けば、それが一番です。
ただし、病院探しのプロセスはとてもハードルが高く、迷っているうちに「病気かもしれない」という新たな不安が大きくなってしまいます。
自己診断テストを受けること自体は、決して悪いことではありません。
今の自分の状態を、客観的に理解するきっかけになるからです。
ただし、結果は「診断」ではなく、あくまでも自分の主観的回答がもたらした分析結果にすぎません。
つまり、たとえ結果がよく出ても、それが今感じている生きづらさに何の解決ももたらさないのです。
あくまでもゴールは「今感じている生きづらさを緩和すること」です。
一日も早く「気楽な日々」を送れることを目指していきましょう!
ダイバース東京では―
なんでも話せる「どこでも・だれでも・ワン・オン・ワン」をオンラインで提供しています。
料金は30分2000円。 有資格カウンセラーがお話をお聴きします。(個人情報不要)
お問合せは Exec1x1@diversetokyo.com までお気軽に。
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